土量の計算はメッシュ測点の4点平均標高による計算式を使用して算出した。
建設工事の残土をストックヤードに堆積していたものを「最終的に搬出処分したいがどれぐらいの土量になるか実測計算してください」と依頼がありました。現場の係員さんに実測を依頼し、いただいたデーターで計算・結果を報告しました。考え方・計算方法をシートで説明、結果報告した時のものをUPします。若手係員(監督)さんのために。
計算方法は、下記のように簡易的に用いた
- 測量で5m程度のメッシュで標高差測量(高低差)をし、データーを記録する。
- KBMを基準に標高値を算出する。
- 各メッシュ平均標高値(4点)を算出する。
- 各メッシュ平均土量を計算する。(メッシュ面積xメッシュ平均標高値)
- 各メッシュの平均沈下厚を類似実績から堆積厚に対し、均等沈下するものと仮定し算出
- 各メッシュの平均沈下土量を算出
- 地山土量の集計 (平均土量+平均沈下土量)
- ほぐし土量の推定計算
手順は
1. KBMを基準に標高値を算出する。
2. GHを測点標高値として転記
3.各メッシュ平均標高値(4点)を算出する。
4. 各メッシュ平均土量を計算する。(メッシュ面積xメッシュ平均標高値)
5.各メッシュの平均沈下厚を算出
6.各メッシュの平均沈下土量を算出
7.地山土量の集計 (平均土量+平均沈下土量)
必要に応じてほぐし(運搬)土量を求める ほぐし土量=地山土量/締固め率C
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