JWWで外部変形_躯体見上図の柱・壁サイズを記号と共に描画_自分では作れないから作成見本を使ってくれとの依頼で作った物をUPしました。

AUTOモード・図形・建具オプションでの作図よりも手数を少なくしたい。外部変形でできないか。設計図の同じところを何度も繰り返し参照することを少なくしたい。見上図や伏図に設計基本情報をまとめたい。_等のお困り相談を受けて作ってみました。_青砥さんリクエスト

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柱作図:外部フカシ、内部仕上(打込み断熱材)も同時描画_B,D寸法表示付

AWKファイル選択
bat選択_コマンドボタン④クリック

・batファイル起動

JWW|その他|外部変形コマンド|等からkabe_hasira1.batを起動して、④仕上げ付柱ボタンLcl(左クリック)。

基点・方向指示
柱の基点。描画方向点指示

・柱設置位置の指示

通り芯(壁芯)を基点指示Rcl(右クリック)し

描画方向をLclして作図する。

batファイルの指示により柱の諸元要素を入力。

壁の振分厚みを75mmで初期設定しています。変更はR_C3.awkファイルを書き換える。変更位置はコメントしてあります。

図は壁の先描き完了状態でスタート。

柱描画
外変終了

・外部変形終了

外変終了後に取り合いを修正する。包絡・AUTOモード・パラメトリック変形などで。

取り合い修正
取り合い修正完了

・取り合い修正完了

サイズ表記は寸法線の寸法値を利用している。寸法値はパラメ変形に追従する。lc9で表示のみの色、ly9で9レイヤに記述。線色線種レイヤ変更はR_C3.awkファイルを書き換える。

この外変は馬目さんの簡易平面図R_C2.awkをカスタマイズしたものです。感謝して使用させていただいています。

壁作図:外部フカシ、内部仕上(打込み断熱材)も同時描画_長さ寸法表示付

壁始点、終点指示
壁の始点と終点指示

kabe_hasira1.batを起動して⑤躯体単壁ボタンをLcl。

・壁の始点・終点指示

壁の基点(始点)をRcl、終点をRcl、外部側方向の任意の位置をLcl、壁の寸法要素を入力する。

フカシ、内側仕上がない場合は”ー”「ハイフン」を入力する。

壁描画
外変終了

・外部変形終了

取り合い修正して完了する。

図は柱先行描画で外変を実行したものです。

記号,幅,内外仕上厚は入力しないでスキップすると前回の入力値になります。

複数の壁を作図:範囲選択し範囲にまたがる 指定線種の芯線に 壁線を描く

範囲選択指示
範囲指定

kabe_hasira1.batを起動して①躯体複壁ボタンをLcl。

・描画したい壁芯線を範囲選択

範囲選択(hn2)で範囲線にまたがっている芯線で、線色lc1、線種5、レイヤly0の線のみに複線を引く外変です。この外変は馬目さんのkabe15a.bat kabe15a.awkを発展させたものです。有益な情報を提供してくださるパワーユーザーに感謝いたします。

複線描画
描画後交差部など修正

・描画後に各部修正処理

壁の複線はこの範囲指定した中のみに描画されます。初期設定では壁の振分厚みを75mmに設定している。線色線種レイヤの設定変更はkabe_15a.awkを修正してください。修正場所はコメントしてあります。

包絡・AUTOモード・パラメ変形などで交差部などを修正する。

複数の仕上付壁の描画:範囲選択し範囲内の 指定線種の芯線に描く

awk15g指示前
awk15g実行前

・描画したい壁芯線を範囲選択

外壁線をレイヤly0、線色lc1、線種lt5、に描き、外外壁線をly0,lc1,lt7に描く。内部壁線はly0,lc1,lt6に描く。壁留線はly7,lc7,lt1であらかじめ描いておく。

各線全体を囲んで、または追加選択して、選択完了(hn1)、確定する。

awk15g実行後
awk15g実行後

・描画後に交差部などを修正

同じレイヤ内の線は包絡状態に仕上がるがレイヤを跨ぐ仕口を修正して完了。

壁厚、仕上厚等の要素はRC1.txtに3列で記述してある。修正は第3列の数値を書き換える。

この外変は馬目さんの簡易平面図のRC平面.bat rc_k1.awkをカスタマイズしたものです。感謝して使用させていただいています。

ダウンロードはこちら

Rc_gaihen.zipを解凍してRc_gaihenホルダー内ファイルを次のURLに入れて使います。

“C:\JWW\jw_tool\Rc_kutai\Rc_gaihen”

別の位置に入れて使用する場合はBATと各AWKファイルのURL記述を書き換えてください。