エクセル工程表に矢線・イベント名をセルに合わせて表示する
>相談は、貼り付ける図形の長さ・位置をノー修正にしたいとのこと。
エクセルで図形(オートシェープ)を表に合わせて入力する「イライラ」を解消したい。 図形のリピート入力、一括消去、矢線の線種・太さを エクセル標準の右クリックで枠線ボタンだけの操作 で簡単に操作したい。 これをマクロで。
エクセルで工程表作成 使い方
0.最初に工程表の開始日を設定する
年入力・月入力・日付入力セルに開始日を入力すると、埋め込み関数で開始日付から1か月分の日付が入力される。 曜日も追従する。土曜、日曜、指定休日の(別シートのリストによって)セル範囲に着色(条件書式で)される。リストは編集可
前回のダウンロードファイルのデーターが2015年のものでした。ご指摘いただきましたので、書式表示形式をyy/mm/dd に変えて再UPしました。
kyuujituシートの名前定義した「祝日 dat 」範囲内(現在設定は$B$3:$B$42)に休日をリストアップする。
現場独自、自社休日なども塗りつぶしなどの書式を加えたい場合に組み込めます。
不要な場所に塗りつぶしが出るとご指摘がありました。条件付き書式が複数設定されるとエラーが出やすい、解決方法は設定し直しが無難な対応であるとのWEB情報から設定に用いる条件式をコメント文(セルE9)に書き入れコピペ出来るようにしました。
2021/09/25加筆
エラー対応としては
条件付き書式ルールを開き、2行目以降の条件を一旦削除し適用で確定する。その後、新たに2,3行目のルールを作成する。
コピペ用の 条件式は
日曜日の数式
=WEEKDAY(D$8,2)=7
土曜日の数式
=WEEKDAY(D$8,2)=6
祝日、自社休日の数式
=COUNTIF(祝日dat,D$8)=1 又は =MATCH(D$8, 祝日dat ,0)>0 です。
2021/09/25加筆
1.引いてある矢線があればコピペ操作
①矢線を挿入したい位置(セル)を選択_開始位置をセルの左下になるようにセルを選択する
②コピーしたい矢線を選択__矢線の期間サイズを確認し選択
③「 図コピペ 」ボタンをクリック
2.イベント文(横書きテキストボックス)等の挿入
① イベント文を挿入したい位置(セル)を選択__開始位置をセルの左下になるようにセルを選択する
② 「 文挿入 」ボタンをクリック
3.必要な既存矢線がない場合は新規に作成
①矢線を挿入したい位置(セル範囲)を選択_矢線はセル範囲の 開始セルの左下から 終了セルの右下に描画する ことを意識してセルを選択する
② 「 →挿入 」ボタンをクリック
*矢線の種類を変える
図の種類はマクロの初期設定では線矢印ですが、作成後矢線を右クリック_コネクターの種類で「コネクターのカギ線」を選択すれば別の工程進行へのダイヤ線を表示できます。
4.複数の図(範囲指定)を削除
既存の工程表を使いまわしする。 部分的な工程進行のみを消したい等に。セル範囲を選択しボタンをクリックする。範囲内の図形が削除される。
最初はセル罫線で表現していましたが、オートシェープが便利と要望されて新たなマクロを作り直しました。エクセルの達人に感謝申し上げます。参考サイト:vbabeginner.netさん等
マクロはコメントを多用して書いています。ガードはかけていません、ご自身の責任で自由に改変してお使いください。 当事務所ではこのファイルを利用しての損害等のすべての責任を負いません。
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